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言葉

〜 気になる言葉、印象に残る言葉 〜

"threshold"・・・「"threshold"レーベル」より

ムーディー・ブルース等のレーベルの名前。「敷居」とか「閾(いき)」の意味。
ある状態から別の状態への境値のことを技術用語で「スレッショルド・レベル
(threshold level)」という言い方をします。
よくこれを「スレッシュホールド」と書く人を見かけるけど、これは、
"thresh"+"hold"と見てるんだなぁと思う。
でも、辞書の発音を調べると、「スレッシュホールド」じゃなく
「スレッショルド」の方が近いのがわかります。

 

"rolling stones"・・・「ROLLING STONES」より

ロック・グループの名前。これは明らかに"A rolling stone gathers no moss."
って諺から取ったもの。この諺、元々の意味は「転がる石に苔むさず 
(商売等、ころころと落ち着きがないようではダメ)=転がることの否定」
という意味だったと思うのだけど、どうも、もうひとつ、
「転がる石に苔むさず (ころころと転がっていなくては古くさくなってしまう)
=苔むすことの否定」という解釈もあるようで...
どちらの言うことが正しいとか間違ってるとか、そういうことじゃなく、
言葉も生きているってことの好例みたいに思う。 

 

"wishbone ash"・・・「WISHBONE ASH」より

これはロック・グループの名前。英語の辞書(参考文献1)等には
"wishbone"について次のようにあります。
「(鳥の胸の)叉骨(さこつ) (食事の際さらに残ったこの骨を2人で引き合って
長いほうを取ると願い事がかなうという)」
でも、そしたら"ash"は??「ウィッシュボーン・アッシュ(祈りの骨の灰)」
ってなんのこっちゃ?って思ってたら、ある時たまたま見た少女漫画でこの謎が
解けました。
なんでも、「ある鳥(なにか忘れた)の骨を焼いた灰を好きな人に飲ませると、
想いが通じる」っていうインディアンか何かの言い伝えがあるらしい。
どうも僕はこっちの方が正解のように思うんだけど。けっこう凝った名前でしょ。
漫画もそうやって読むと、なかなか馬鹿にできません(笑) 

 

"close to the edge"・・・「YES / Close to the Edge」より

イエスの曲名。邦題は「危機」。つまり、端の方にずっと近づいていくって
言い方で危機感を表現してるんだけど、すごく状況が目に浮かびますよね。
"crisis"っていう単語よりも、こっちの方がいかにも危なそうー!って思う。

 

"dark side of the moon"・・・「PINK FLOYD / The Dark Side of the Moon」より

邦題「狂気」。何で月の裏側が狂気かって思うけど、どうやら、西洋では月を
そういう風に見るようですね。辞書(参考文献1)には「昔は月か発する霊気に
当たると気が狂うとされた」ってあります。精神異常者のことを"lunatic"って
いう言い方するし。Lunaってローマ神話の月の女神ルナのこと。
同じ意味だけど、"insane"って言うよりも"lunatic"って言い方の方が遠回しな
表現のような気がする。"dark side of the moon"ってなお一層遠回しに思うし。
ほら、トイレに行くのを「薔薇の花を摘みに行く」って言うようなもんですね。うん。

 

"please don't touch"・・・「STEVE HACKETT / "Please Don't Touch"」より

「触れるべからず」ってことですよね。別にかっこいいって訳じゃないけど、
僕よく使います。これくらいの英語なら誰でもわかるし、席はずすけど、
パソコン触って欲しくない時とかには、紙に"Please don't touch !!"って書いて、
ペタッて貼っておく。
単に"Don't touch!!"って書くより、"Please"がある分、響きがやさしいじゃない。 

 

"ashes to ashes"・・・「DAVID BOWIE / "Ashes to Ashes"」より

この言葉は、"Ashes to ashes, dust to dust..."って続きます。
「灰は灰に、塵は塵に帰る」って言って、弔いの時に使う言葉。
今の世の中って、かなり唯物主義だと思うけど、こういう言葉には輪廻とか、
人間も自然の一部であるっていう意味合いが感じられます。 

 

"rule the world"・・・「TEARS FOR FEARS / "Everybody Wants to Rule the World"」より

「世界を支配する」、「世界を意のままにする」みたいな意味でしょう。
歌詞や映画とかにも時々出てくる言い回しです。ウォール街などのビジネスの
世界では"everybody wants to rule the world" なんでしょうね、きっと。
僕は全然こういうことには興味ないんだけど(^^;)(^^;) 
だって、考え方がちょっと傲慢だもん。 

 

"art for arts sake"・・・「10CC / "Art For Arts Sake"」より

邦題は「芸術こそ我が命」。辞書を見ると、「芸術のための芸術(芸術至上主義)」
ってある。厳密に言うと、ちょっと意味は違ってるように思うんだけど、
「芸術こそ我が命」っていう邦題はうまいんじゃないかなぁ。
これもかっこいいなーって思う言葉。 

 

"as you wish"・・・「映画"STAR WARS"」より

スター・ウォーズの中で、ダース・ベイダーが皇帝に向かっていう言葉。 

「貴方のご意志のままに」っていうことだけど、字幕では「御意」って訳してますね。

大学の時に友達と「この言い回しがかっこええー」って一時話題になったことが
あります(笑)"as you like it"だとシェークスピアの「お気に召すまま」。 

 

"out of the blue"・・・「ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / アルバム"Out of the Blue"」より

他にも、たしかROXY MUSICにも同名の曲があったと思う。
「出し抜けに、突然に」の意味。ELOは、アルバムタイトルを決めるときに、
「唐突に」思い浮かんだんでしょうね、きっと。
この前にも"A New World Record"ってアルバムを出しているんだけど、
この時にはなんでもレコーディング中にテレビでオリンピックを見ていたらしい。
 「世界新記録」と「世界的な新しいレコード」っていう意味をかけてるんだね。
なんかおもしろい。
ところで、"out of the blue"が、なんで「突然に」っていう意味になるのか
よくわからんなーっと思ってたら、カーライルって作家の造語らしいです。
(参考文献2 P.41)
辞書を見ると、 "(like) a bolt from [out of] the blue (sky)"で、
「青天の霹靂(のように)」って載ってる。なんで、こういう言葉って
「青」に関係するのかな? 文明が違っても同じような考え方をするんやねぇ。
不思議、不思議。 

 

"ghetto"・・・「GEORGE BENSON / "The World Is A Ghetto"」より

邦題は「世界はゲットーだ」。"ghetto"は「ゲットー」のこと。
ユダヤ人街のことらしいけど、もしかしたら、あまり良くない言葉じゃない
のかなぁー? CAMELの"Never Let Go"って曲の中に、
"I hear them discourse of the ghetto"ってフレーズがあるんだけど、
この部分、後に"I hear them discourse armagedon"って言い換えてるんですよね。
やっぱり、何かまずい表現と思ったのじゃないかなぁ? 

 

"nobody's fault but mine"・・・「LED ZEPPELIN / "Nobody's Fault But Mine"」より

邦題は「俺の罪」。一般的な慣用句ではないと思うけど、この言葉
すごくかっこいいと思う。「誰の過ちでもない、俺が悪いんだ。」って、
全然言い訳してないでしょ。 そう言えば、昔こんな歌あったよね...
「だ〜れのせいでもありゃしない〜♪み〜んなオイラが悪いのさ〜♪」って。
あれと同じ。今の日本人には、こういう古き良き伝統である、潔さの意識が
欠けていると思う。 

 

"nobody's perfect"・・・「MIKE+THE MECHANICS / "Nobody's Perfect"」より

「誰も完全な者はない」ってこと。つまり、この裏には「完全なのは神だけ」
って意味が隠れてるんでしょうね。僕が高校?の頃、音楽雑誌にFLEETWOOD MACの
CHRISTINE McVIEが"nobody's perfekt"って書いたシャツを着ている写真が
載ってました。実は彼女は元々CHRISTINE PERFEKTって名前で、
メンバーのJOHN MCVIEと結婚してCHRISTINE McVIEになったんです。
でも、この写真の頃には離婚してて、そういうことを考えると、結構意味深な
シャツを着ているなーって思いました。
当然、この"nobody's perfect"と掛けているんだと思うけど、
「誰の物でもないPerfekt」っていう意味にも取れるでしょ。これってすごい(^^;)
さしずめ、二谷友里恵が"never let go"って書いたシャツを着るようなものかな。
あ、これはシチュエーションが全然逆か(^^;)(^^;) 

 

"tramp"・・・「SUPERTRAMP」より

「放浪者」っていう意味。最初、トランプのことかと思ってたけど、
トランプは"trump"。綴りが違う。
でも、「スーパートランプ(超放浪者)」ってすごいグループ名だよね。
なんでこんな名前にしたんだろう?変わってるぅ〜。
とにかく、この単語はこのグループ名で覚えました。 

参考文献1:「新英和中辞典 第三版」 研究社
参考文献2:「現代米語 慣用句コーパス辞典」 坂下昇著 講談社現代新書